東京・京橋のCREATIVE MUSEUM TOKYOで開催中の「ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」に行ってきました。

昨年、新紙幣発行を記念して、小布施の北斎館で開催された「北斎進化論」を紹介したテレビ番組がとてもおもしろくて、記憶に残っていました。
「ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」には、その番組で解説を担当した北斎漫画の有名なコレクターでもある浦上満氏が関わっていることを知り、これは見逃せないと思って足を運びました。
北斎漫画はもちろん 『椿説弓張月』『新編水滸画伝』などの読み本から 、木版画や肉筆画の作品が多数展示され、展示数を多くて見ごたえがあることに加え、北斎漫画をアニメーションにしたり、展示にもさまざまな工夫があって飽きさせません。
平均寿命が40代であった時代、90歳まで生きた北斎はその最晩年まで筆を執り続けていました。現状に甘んじることなく、常に新たなことにチャレンジしていくバイタリティに圧倒されますし、とても元気をもらえる展示会でした。
京橋にこんな美術館があることを知らなかったので、そういう意味でもよい刺激になりました。
出不精にならずに、たまには出かけないとダメだなと実感いたしました。
