何か小さくてサメなやつ

DTPオペレーター田村 静流

お財布とSAN値回復のためしばらくサメ活を控えておりましたが、
ブログの当番が回ってきてしまったので、届いたまま 封印 放置 寝かせておいた 呪物 ブルーレイを観ました。

迫力あるパッケージデザインですね。
もちろん本編にこのような迫力あるシーンは存在しません。

お馴染みブレット・ケリー監督の「ナノ・シャーク」です。
「でっかいことは良いことだ」と言わんばかりにバカでっかくされがちなサメですが、今作ではナノサイズになって人体の中で大暴れ…したかなぁ?

治療方法のまだ存在していない未知の病に倒れた大統領の息子、
幼い命を救うために医師がひらめいた画期的な治療方法、それは…
「そうだ、縮小したサメを血管に入れて病気と闘わせよう!」そうはならんやろ。
「病気を退治した後のサメは、同じく縮小した潜水艦で体外まで排出しよう!」そうもならんやろ。

謎の技術によりなんなく縮小されたナノサイズのサメ。
しかしサメをおサメた注射器が、うっかり清掃員のおっさんの尻に刺さっちゃったからさあ大変。
縮小が解除され元のサイズに戻るまでのタイムリミットは36時間、それまでにサメを体外に排出しなければ清掃員のおっさんが悲惨なことに…
おっさんの命は、潜水艦に乗り込む三人の軍人たちに託された。今おっさんの体内を舞台にナノ潜水艦 vs ナノシャークの熾烈な戦いが幕を開ける!
一方そのころおっさんは、おなかがすいたのでランチを食べに研究所から脱走した。

ちなみにおっさんの体内で大暴れするサメと、サメより大暴れしている説もある潜水艦のご尊顔がこちら

あらかわいい

息子の命の危機にもサンドウィッチにはしゃぐ大統領だとか、息子の命の期限がどう考えても撮影に借りたオフィスルームのレンタル期限だとか、危険な実験中に手羽先を頬張る研究者だとか、貴重な治療手段をそこいらに放置しておく研究者だとか、いまいち会話が嚙み合っていない上官と部下だとか、まったく回転しない潜水艦のスクリューだとか、多量のホットドッグだとか、エンドクレジットでぶち込まれる尺稼ぎだとか…
突っ込みどころを上げればきりがありませんが、まあそんな感じです。察してください。

コメディタッチの今作は全体的に危機感も緊張感も存在しません。そういうのは求めてはいけません。
体内でのサメを追う場面の描写はほとんど登場人物のセリフに依存しているためわかりにくい。
人物同士の会話も、いちいちジョークのようなものを絡めてふざけ倒しているうえに、滑り倒しているのでしゃらくさいことこの上ない。
潜水艦の装備もいろいろ足りていない上に、装備内容を乗組員が把握していない。
サメに負ける紙装甲。
そんな感じです、察してください。

69分とかなり短めの作品ですが、体感は36時間くらいです。内容を凝縮すると多分15分くらいで収まります。

パペットシャークとグラメタシャークで油断したところに浴びる致死量のブレット・ケリー成分は強烈でした。
アルコールの力を借りなければ命が危なかったかもしれません。
皆さまも体調とサメにはお気をつけてぜひナノシャークをご鑑賞ください。
なぜかクッキーのレシピも学べます。

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