junaida 「THE WHISPERING GARDEN」展
先日、junaida 「THE WHISPERING GARDEN」展に行ってきました。
未発表を含む約90点の原画。
スピッツ17thアルバム「ひみつスタジオ」の
13曲の歌詞からできた13の絵物語
歌画本の原画展示もあり
スピッツは「正夢」という曲がすきでよく聴いていますが
最近はひみつスタジオにも収録されている
「美しい鰭」がすきでよく聴いています。
切なくてやさしい声とかわいい言葉がならぶ
歌詞がすきなのですが
これが絵ととても相性がよくて。
なんて豪華な展示なんだろうと思いました。
絵から飛び出してきたような木のオブジェも素敵でなにか隠れてるんじゃないかと
木の周りを何回もぐるぐるしちゃいました。
危うくバターになるところです。




まるくなるように
10月末から11月上旬にかけて軌道周期が約1300年と非常に長い彗星が見られるとメディアで話題になっていました。
実はわたしも毎日リュックに双眼鏡を忍ばせて帰りに少し視界が開けている場所がある駅で降りて彗星の観測を試みていました。
小さい頃はくるくる回す紙の星座盤を使ってましたが、いまは星座盤アプリを使って空にかざすと方角と何の星がそこに存在しているのかわかるので昔より手軽に天体観測ができますね。
期間中の関東は曇りの日も多く彗星はかなり低い位置にあるので街の明かりで残念ながら観ることは叶いませんでしたが、今月末と来月、申し込んだ観望会に参加できることになったので今からとてもたのしみです。
今年は彗星に土星の環の消失..天体のイベントが多くてうれしいです。


都会ではこんな具合でたくさんの星を見ることは中々できないので
興味のある解説を聴きにプラネタリウムへ。
“みなさんは「地球が丸い」なんてことはもう当たり前に知っていますよね?ではー…”
という問いかけからはじまった解説。
大地は平ら(フラットアース)だと考えられていた時代
地球は球体ではないか?と考えた根拠の1つに船で遠方から島に近づくにつれて
山の山頂から見え始めることから地球は平らな大地ではなく球体になっているのではないかと考えたそう。
もしも平らな大地なのであればいくら遠くとも島の全体が見えるはずだと。
地球が丸いことなんて今では生まれたときから当たり前のことですが
この当たり前に至るまで、平面が球体になるまで、どれだけの時間がかかったのだろう..と考えたら
当たり前というのはたくさんの積み重ねの上に成り立っているのだとあらためて感じました。
どうやって自転車に乗れるようになったか思い出そうとすると難しいのは
転んで膝を擦りむいたことも、何度やってもうまくいかなかったことも
どんどん薄れて当たり前になってしまうからだったんですね。
うまくいかず落ち込むことのほうが多い毎日ですが、これもきっと当たり前になっていく途中で
どんなことにも必ず最初があったことを忘れずにいたいです。

